![]() 対象物を識別する装置及び方法
专利摘要:
対象物を識別する装置は、RFIDタグ(102)が通信する周波数を検出する周波数検出部(112)と、検出した周波数に少なくとも部分的に基づいて対象物を識別する対象識別部(120)とを有する。周波数検出部は、複数のRFIDタグが情報を送信する複数の周波数を検出してもよい。本装置は選択的に周波数パターンを生成する周波数パターン生成部を含んでもよく、その周波数パターンは対象物の識別子を表す。対象識別部は、生成された周波数パターンと、既知の周波数パターンとを比較し、対象物の識別子を判別する。 公开号:JP2011508300A 申请号:JP2010538972 申请日:2008-12-09 公开日:2011-03-10 发明作者:アルサファディ,ヤセル 申请人:コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ; IPC主号:G06K17-00
专利说明:
[0001] 本願は無線周波数識別(RFID)タグによる対象識別に関連する。] 背景技術 [0002] 一般に、RFIDタグは2つの部分を含み、それらは、1)情報を格納し、情報を処理し、無線周波数(RF)信号を変調及び復調する集積回路(及びおそらくは他の特有の機能部)、及び2)無線周波数信号を送受信するアンテナである。さらに、RFIDタグには、パッシブ(受動的)RFIDタグ、アクティブ(能動的)RFIDタグ及びセミアクティブ(準応動的)RFIDタグが含まれる。パッシブRFIDタグは、RFIDリーダから受信する到来する無線周波数信号により給電され、内部電源を含んでいない。これに対して、アクティブRFIDタグは、内部電源を含み、集積回路に給電し、無線周波数信号をRFIDリーダに送信する。セミアクティブRFIDタグは、集積回路に給電する内部電源を有するが、信号を送信(ブロードキャスト)するための電力は供給しない。] [0003] RFIDタグの中身(コンテンツ)をRFIDリーダが受信するには、RFIDリーダは、RFIDタグが情報を送信するのに使用している周波数に同調する必要がある。従来、RFIDタグは、所定の4つのレンジの内の何れかで通信するように設計されており、それら4つは:低周波数(約125kHz)、高周波数(約13.56MHz)、超高周波数(UHF)(約850MHzないし900MHz)又はマイクロ波(約2.45GHz)である。これら類似していない周波数は、無線電波に関して異なる特性を有し;したがって、異なる周波数は、RFID技術を用いる様々なアプリケーションにとって適している。例えば、低周波を送信するように設計されるRFIDタグは、超高周波(UHF)を送信するように設計されているRFIDタグと比較した場合、より少ない電力しか必要としない。さらに、低周波で送信される情報は、UHFで送信される情報と比較して、非金属材料に良く浸透することができる。しかしながら、UHFを用いると、情報を長距離にわたって伝送できる。] 発明が解決しようとする課題 [0004] 荷台(pallet)は何千点もの物品を含むかもしれないので、何千ものRFIDタグを含んでいるかもしれない。RFIDタグがパッシブの場合、多数のRFIDタグの各々は、RFIDリーダが送信した無線電波により給電される必要があり、各集積回路がアクセスされ、各RFIDタグから情報が送信される必要がある。これは非常に多くの時間を費やしてしまう。] [0005] 本発明による実施例はこれら及び他の問題に対処する。] 課題を解決するための手段 [0006] 一実施例における装置は、 対象物を識別する装置であって、 RFIDタグが通信する周波数を検出する周波数検出部と、 検出した前記周波数に少なくとも部分的に基づいて、前記対象物を判別する対象識別部と を有する装置である。] 図面の簡単な説明 [0007] 対象物を識別する装置を示す図。 対象物を識別する装置を示す図。 対象物を識別する装置を示す図。 対象物を識別する装置を示す図。 対象物を識別する方法を示す図。 対象物を識別する方法を示す図。 対象物を識別する方法を示す図。] [0008] 本願の一形態によれば、対象物を識別する方法は、RFIDタグが通信する周波数を検出し、検出した周波数に少なくとも部分的に基づいて対象物を判別する。] [0009] 別の形態によれば、対象物を識別する装置は、RFIDタグが通信する周波数を検出する周波数検出部と、検出した周波数に少なくとも部分的に基づいて対象物を判別する対象識別部とを有する。] [0010] 別の形態によれば、ある手順をプロセッサに実行させる命令を有するコンピュータ読取可能な媒体が使用され、その手順は、スペクトルアジル(spectral agile)無線RFIDタグについて周波数スキャンを実行し、周波数スキャンにより検出された周波数に少なくとも部分的に基づいて、検出したRFIDタグのリストを用意し、検出した周波数に少なくとも部分的に基づいて、可能性のある対象物のリストを構築し、スペクトルアジル無線RFIDタグに割り当てられたコンテンツに少なくとも部分的に基づいて、識別される対象物のリストを構築する。] [0011] 別の形態によれば、データリポジトリは、複数の対象物に対応する周波数パターンを含み、対象物は、測定された周波数パターンと、データリポジトリ内の周波数パターンの部分集合とを比較することで特定される。] [0012] 明細書及び添付図面を参照及び理解することで、本願による他の形態も理解されるであろう。] [0013] 本願は添付図面と共に非限定的な実施例によって説明され、図中、同様な番号は同様な要素を示す。] [0014] 図1を参照するに、対象物108を識別する装置100が示されている。装置100は、対象物108に対応する複数のRFIDタグ102、104及び106を含む。対象物108は、例えば、医療用品カートのような有形対象物であり、医療用品カートは、様々なタイプの薬剤及び/又は医療機器、又は患者の治療計画のような無形の対象物を含む。したがって、RFIDタグ102、104、106は、対象物108に埋め込まれている、対象物108に取り付けられている、及び/又は無形対象物を集合的に規定する対象物群に組み込まれている又は取り付けられている。RFIDタグ102、104、106は、パッシブRFIDタグ、アクティブRFIDタグ、セミアクティブRFIDタグ又はそれらの組み合わせでもよい。さらに、RFIDタグは、一般的にRFIDタグに割り当てられている4つの周波数に限定されておらず、周波数スペクトルの様々な部分で通信することができる。例えば、スペクトルアジル無線(SARA:Spectrum Agile Radio)技術は、空間的及び時間的にスペクトルの利用を開放し、従来は或るタイプの通信に制限されていた周波数で装置が送信することを可能にする。したがって、上記のようなRFIDタグ102、104、106は、広範囲に及ぶ周波数で通信するように設計されている(例えば、SARAプロトコルにしたがって設計されている。)。] 図1 [0015] RFIDリーダ110は、選択的に、無線電波を送信する送信部(図示せず)を含み、その無線電波は、RFIDタグ102、104、106がパッシブRFIDタグであった場合、それらを給電する。RFIDリーダ110は、RFIDタグ102、104、106から送信された信号を受信し、その信号は、RFIDタグ102、104、106を識別する情報及び/又はメモリに格納されていた他の情報を含む。装置100は周波数検出部112をさらに含み、周波数検出部は、RFIDタグ102、104、106が情報を送信するのに使用する周波数を検出する。例えば、周波数検出部112は、周波数掃引を実行し、RFIDタグ102、104、106が情報を送信するのに使用する周波数を検出することができる。装置100はロケーション検出部114を選択的に含み、ロケーション検出部は、RFIDタグ102、104、106が使用する周波数を分析し、RFIDタグ102、104、106が送信した信号の強度及び検出した周波数に基づいて、RFIDリーダ110に対するRFID102、104、106の位置及び互いの位置関係を検出する。] [0016] 周波数パターン生成部116は、周波数検出部112が検出した周波数情報を受信し、受信した情報に基づいて周波数パターンを生成する。周波数パターン生成部116により生成される周波数パターンは、{Af1;Bf2;...Xfn}のような一般形を有し、ここで、A、B及びXは、周波数fで情報を送信するRFIDタグの数を示す整数であり、nは検出された周波数の番号である。例えば、周波数パターンは、RFIDタグ102、104、106により使用される周波数と、各周波数を使用するRFIDタグの数とを含む。一例として、周波数パターン例を以下に示す。] [0017] 1f1;2f2;1f3;2f4;1f5 上記の周波数パターンは、1つのRFIDタグが第1周波数で送信していることが発見されたこと、2つのRFIDタグが第2周波数で送信していることが発見されたこと、1つのRFIDタグが第3周波数で送信していることが発見されたこと、2つのRFIDタグが第4周波数で送信していることが発見されたこと、1つのRFIDタグが第5周波数で送信していることが発見されたことを示す。検出された周波数及びRFIDタグの数を含む例を単に示しているが、周波数パターン生成部116は、検出した周波数に加えて、1つ以上のRFIDタグの固有の識別子及び/又は情報(コンテンツ)をも含むパターンを生成できることが、理解されるであろう。] [0018] 装置は選択的にコンテキストアナライザ118を含み、コンテキストアナライザは、装置100に対応する状況又はコンテキスト(context)を判別する。例えば、判別されるコンテキストは、対象物108が、健康管理に関する対象物(例えば、健康管理用の対象物)であること、工業的分野における対象物(例えば、工業用の対象物)であること、小売り分野における対象物(例えば、小売り対象物)であること等を示す。対象識別部120は、周波数パターン生成部116が生成した周波数パターンを受信し、その周波数パターンを、周波数パターン記憶部122内の既知の周波数パターンと比較する(記憶部は、コンピュータ読取可能な媒体である。)。受信した周波数パターンと、周波数パターン記憶部122内の周波数パターンとを比較する際、対象識別部120は、コンテキスト分析部118が提供するコンテキスト情報を選択的に利用する。受信した周波数パターンと周波数パターン記憶部122内の周波数パターンとの比較に基づいて、対象識別部120は、対象物108を識別する身元情報又は識別情報124を出力する。識別情報124は、表示画面又はプリンタに出力され、及び/又はコンピュータ読取可能な媒体に格納されること等が行われる。] [0019] したがって、対象物108は、RFIDタグ102、104、106が使用する周波数に主に基づいて識別され、RFIDタグ102、104、106の中身のみに基づいているのではない。したがって、RFID技術により対象物を識別する従来法と比較して、対象物108は、より少ない電力を用いて、より短い時間内に識別される。なぜなら、固有の識別子及び内容(中身)を各RFIDタグから読み取って対象物を特定する必要がないからである。] [0020] RFIDリーダ110、周波数パターン生成部116、コンテキストアナライザ118、対象識別部120及び周波数パターン記憶部122は、例えば携帯装置のような1つの装置内に含まれていてもよい。別の例では、上記のモジュール及び周波数パターン記憶部122の少なくとも一部は、別個の複数の装置に含まれていてもよい;例えば、周波数パターン記憶部122は、インターネット又はイントラネットによりアクセス可能なサーバに設けられてもよい。] [0021] 図2を参照するに、対象物を識別する装置例200が示されている。この例の場合、識別される対象は、抽象的なものである−例えば、患者が如何なる薬を必要としているか、患者が行くべき場所(例えば、手術室、緊急治療室...)等のような患者202の治療計画である。複数の装置が患者202に組み込まれている、又は患者202に取り付けられており、各々の装置は対応するRFIDタグを有する。この例の場合、第1のRFIDタグ204はマイクロフォンに対応し、第2のRFIDタグ206は酸素センサに対応し、第3のRFIDタグ208は血圧センサに対応し、第4のRFIDタグ210は加速度計に対応し、第5のRFIDタグ212は温度センサに対応し、第6のRFIDタグ214は心電図に対応している。RFIDタグ204−214の一部は、RFIDタグによっては従来使用されていなかった周波数で情報を送信するように設計され−したがって、RFIDタグが情報を送信する周波数は、RFIDタグの身元を表し、したがってRFIDタグに対応する存在(entity)を表す。例えば、RFIDタグ群の一部は、SARAプロトコルにしたがって設計されてもよい。] 図2 [0022] RFIDリーダ110は、RFIDタグがパッシブRFIDタグであった場合、RFIDタグ204−214に給電するのに使用される無線電波を出力する。RFIDリーダ110は、RFIDタグ204−214の1つ以上の中身(情報)を選択的に受信する。周波数検出部112は、患者202について周波数スキャンを実行し、RFIDタグ204−214が使用している周波数を検出する。周波数パターン生成部116は、周波数検出部が検出した周波数に基づいて、周波数パターンを生成する。対象識別部120は、周波数パターン生成部116が決定した周波数パターンを受信し、コンテキストアナライザ118から現在のコンテキスト(状況情報)(例えば、健康管理治療計画)を受信する。対象識別部120は、周波数パターン記憶部122にアクセスし、決定されたコンテキストに対応する周波数パターンと、周波数パターン生成部116により生成された周波数パターンとを比較する。対象識別部120は、その比較に基づいて対象(例えば、患者202の治療計画等)を識別し、識別した情報を出力する。] [0023] 図3を参照するに、対象物を識別する装置例300が示されている。この図に示されている例でも対象物は無形のものであり、具体的には−患者302に関する健康管理装置の配置である。第1及び第2の装置304、306は、それぞれ患者のパラメータをモニタ(監視)している。例えば、第1の装置304は、患者の心拍数を取り扱う処理装置であり、第2の装置306は、患者の血圧を取り扱う装置である。第3の装置308は、第1及び第2の装置304、306それぞれから出力された処理後のデータを表示するディスプレイモニタである。第1、第2、第3のRFIDタグ310、312、314は、それぞれ第1、第2、第3の装置304、306、308に対応する。第4、第5のRFIDタグ316、318は、患者に取り付けられたセンサに対応し、患者の脈拍及び血圧を検出するために使用され、装置304、306にそれぞれ対応する。上述したように、RFIDタグ310−318により使用される周波数は、従来のRFIDタグの周波数に制限されず、周波数は対象物の身元(識別情報)を表す。] 図3 [0024] RFIDタグ310−318がパッシブRFIDタグであった場合、RFIDリーダ110は、RFIDタグ310−318に給電するのに使用される無線電波を出力する。RFIDリーダ110は、選択的に、1つ以上のRFIDタグ310−318の中身(情報)を受信する。周波数検出部112は、患者について周波数掃引を実行し、RFIDタグ310−318が使用する周波数を検出し、周波数パターン生成部116は、周波数検出部112が検出した周波数に基づいて周波数パターンを生成する。対象識別部120は、周波数パターン生成部116が決定した周波数パターンを受信し、かつコンテキストアナライザ118から現在の状況情報(コンテキスト)(例えば、健康管理の仕方)も受信する。コンテキストは、装置300の場所、日時、曜日その他の適切な情報に基づいて、装置300のオペレータにより設定されてもよいし、あるいは自動的に設定されてもよい。対象識別部120は、周波数パターン記憶部122にアクセスし、決定したコンテキストに対応する記憶済みの周波数パターンと、周波数パターン生成部116が生成した周波数パターンとを比較する。対象識別部120は、その比較に基づいて対象物(例えば、患者202に関する健康管理の仕方)を識別し、識別した情報124を出力する。] [0025] 図4を参照するに、対象物を識別する装置例400が示されている。図4に示されている例の場合、識別される対象は、医療用カート402に載っている物質の組成である。例えば、医療用カート402は何百もの薬の入れ物を含んでいるかもしれない。このため、医療用カート402が何らかの規制物質又は薬物(controlled substance)を含んでいるか否かを速やかに判別することが望ましい。ここで説明される形態を用いることで、医療用カート402におけるRFIDタグが使用する周波数は、判別可能であり、物質の組成を解明するのに使用可能である。] 図4 [0026] この例の場合、医療用カート402は3つの異なるもの(アイテム)404、406、408を含んでいる。例えば、アイテム404−408は、医療物質(又は薬剤)を含む入れ物である。アイテム404、406、408の各々は、対応するRFIDタグ410、412、414を有し、RFIDタグ410−414は異なる周波数を送信する(例えば、従来のRFIDタグでは使用されていない周波数を送信する。)。] [0027] RFIDタグ410−414がパッシブRFIDタグであった場合、RIFDリーダ110は、RFIDタグ410−414に給電するのに使用される無線電波を出力する。周波数検出部112は、医療用カート402に対して周波数スキャンを実行し、RFIDタグ410−414が使用する周波数を検出する。周波数パターン生成部116は、周波数検出部112が検出した周波数に基づいて、周波数パターンを生成する。対象識別部120は、周波数パターン生成部116が決定した周波数パターンを受信し、さらに、コンテキストアナライザから現在のコンテキスト(例えば、医療用カートにおける構成の情報)を受信する。対象識別部120は、周波数パターン記憶部122にアクセスし、決定したコンテキストに対応する記憶済みの周波数パターンと、周波数パターン生成部が生成した周波数パターンとを比較する。対象識別部120は、その比較に基づいて対象物(例えば、医療用カートの構成)を識別子、識別した情報124を出力する。同様な比較が物品のリストを追跡するために使用可能である。] [0028] これまで、対象物は、RFIDタグが使用する周波数(周波数パターン)のみに基づいて識別されることを説明してきたが、対象物を識別するために、周波数情報と共に他の情報も使用されてよいことが、理解されるであろう。例えば、ロケーション検出部114が判別した場所情報を、周波数情報と共に使用して、対象物を識別してもよい(例えば、物品同士の互いの場所が、対象物の身元を表してもよい。)。さらに、1つ以上のRFIDタグの識別子、及び/又は1つ以上のRFIDタグの中身が、対象物を判別するのに使用されてもよい。例えば、RFIDタグは、<f,id,content>の組として表現されてもよい。ここで、「f」はRFIDタグが情報を送信するのに使用する周波数であり、「id」は、RFIDタグの識別子であり、「content」は、RFIDタグのメモリに保存されている内容である。これら3つの要素の組を利用することで、より複雑なパターンを表現することができる。例えば、周波数パターン生成部116が生成する周波数パターンは、対象物を一意に特定しなくてもよい。なぜなら、1つ以上のRFIDタグの中身が、対象物を一意に特定するために使用されるからである。] [0029] さらに、図2、3、4の例では、コンテキストは健康管理の分野に関連するものとして説明されているが、ここで説明されている形態は他のコンテキストに使用されてもよいことが、理解されるであろう。例えば、小売りの環境、工業環境又は他の適切な環境における対象物(有形物又は無形物)が、周波数パターンを使用することで識別可能である。したがって、例えば、ここで説明される形態は、工業、小売り、健康管理等の環境における在庫管理や、工業、小売り、健康管理等の環境における品質管理等に使用されてもよい。他の例として、ここで説明される形態は、健康管理施設内で取り扱いを確認/示唆するために使用されてもよいし、病院情報システム(HIS)、放射線医学情報システム(RIS)その他の適切な医療管理システムにデータを中継するのに使用されてもよい。さらに別の例として、ここで説明される形態は、対象を識別し、その対象が所望の領域に関する安全検査を受けているか否かを現在のコンテキストに基づいて確認し、1回分の投与に関する処方箋における薬剤を特定するのに使用されてもよい(例えば、調合薬その他の投与剤を製造する際に使用される。)。] 図2 [0030] したがって、有形又は無形の対象物を特定するのに使用されるコンテキストは、管理者が計画を決定できるように、管理可能である。例えば、計画(enterprise)は、病院や診療所を含む健康管理施設、一群の製造施設等でもよい。コンテキストは、例えば食品医薬品局(Food and Drug Administration)のような規制機関によって規定されてもよく、規制される対象を識別するのに使用されてもよい。さらに別の例として、コンテキストはセキュリティの分野で使用されてもよい。例えば、コンテキストは、場所、時間、セキュリティ状態に関する状態(条件)等により規定されてもよい。例えば、様々な警報レベル(例えば、青、オレンジ、赤のような色分けされたテロリズム警報、1ないし5の防衛状態(DEFCON)レベル等)の際に、現在の警報レベルに依存して、様々なコンテキストが様々な地理的領域に適用されてもよい。例えば温度、湿度、空気中で検出された粒子(雨、雪、砂等)等のような現在の天候状態に少なくとも部分的に基づいて、有形又は無形の対象物が特定されるように、コンテキストは天候状態によって規定されてもよい。さらに、これら及び他のコンテキストは、空間(地理的な座標)、スペース、時間、ユーザ識別子、セキュリティ状態、ユーザの活動度及びその他のものに依存してもよい。したがって、本願の実施例は、広範囲に及ぶ様々な分野及び状況に使用されてもよく、健康管理の分野に使用することに限定されないことが、分かるであろう。] [0031] 図5を参照するに、対象物を識別する方法500が示されている。502において、SARARFIDタグに対するスキャンが実行される。SARA RFIDタグは、SARAプロトコルにしたがって動作するように設計されており、従来のRFIDタグでは使用されていない周波数を介して送信を行う。504において、検出されたタグのリストが用意され、このリストは、SARA RFIDタグの検出された周波数に基づいて作成される。リストの具体例は、例えば、次のとおりである。] 図5 [0032] (1f1,1f2,1f3,1f4,1f5,1f6)。] [0033] 506において、可能性のある対象物のリストが構築され、可能性のある対象物は、SARARFIDタグの周波数に対して閾値以上の類似度を有する。可能性のある対象物のリストの具体例は、例えば以下のとおりである。] [0034] 対象物1=(1f1,1f2,1f3,1f4,1f5,1f6)、 対象物2=(1f4,1f5,1f6)及び 対象物3=(1f1,1f3,1f5)。] [0035] 508において、識別された対象物のリストがコンテキストに基づいて構築される。上記の例の場合、コンテキストは、対象物1が識別される対象物であることを示す。] [0036] 図6を参照するに、対象物を識別する方法が示されている。602において、RFIDタグが通信する周波数が検出される。上述したように、周波数は、RFIDタグの身元を表すことができる。604において、検出された周波数に少なくとも部分的に基づいて、対象物が識別される。] 図6 [0037] 図7を参照するに、対象物を識別する方法が示されている。702において、対象物に対応する複数のRFIDタグに対して、周波数掃引が行われる。704において、複数のRFIDタグが通信する複数の周波数が検出され、706において周波数パターンが用意又は選択される。] 図7 [0038] 708において、周波数パターンは既知の周波数パターンと比較される。710において、比較に基づいて、対象物が識別される。] [0039] 上述したように、上記の1つ以上のモジュールで実行される機能は、コンピュータ読取可能な媒体内の命令を実行することで実現可能である。例えば、プロセッサは、コンピュータ読取可能な媒体にアクセスし、そこに記憶されている命令を実行することで、RFIDタグが使用している周波数を検出し、周波数パターンを生成し、周波数パターンを既知の周波数パターンと比較する。] 実施例 [0040] 上記の説明を参照及び理解することで、本実施例に対する修正例及び変形例も当然に認められるであろう。本発明はそのような修正例及び変形例の全てを包含し、それらは特許請求の範囲及び均等物の範囲内に含まれることが意図されている。]
权利要求:
請求項1 対象物を識別する装置であって、RFIDタグが通信する周波数を検出する周波数検出部と、検出した前記周波数に少なくとも部分的に基づいて、前記対象物を判別する対象識別部とを有する装置。 請求項2 前記周波数検出部は、複数のRFIDタグが情報を送信するのに使用する複数の周波数を検出し、当該装置は、前記対象物の識別子を表す周波数パターンを生成する周波数生成部をさらに有し、前記対象識別部は、生成された周波数パターンと、既知の周波数パターンとを比較し、前記対象物の前記識別子を特定する、請求項1記載の装置。 請求項3 前記周波数パターンは、{Af1;Bf2;...Xfn}という一般形を有し、A、B、Xは、周波数fで情報を送信するRFIDタグの数を表す整数であり、nは検出された周波数の番号である、請求項2記載の装置。 請求項4 当該装置は、前記対象物に対応するコンテキストを出力するコンテキストアナライザをさらに有し、前記対象識別部は、出力された前記コンテキストに少なくとも部分的に基づいて、前記対象物の識別子を特定する、請求項2記載の装置。 請求項5 当該装置は、前記RFIDタグに給電する無線信号を出力するRFIDリーダをさらに有する、請求項1記載の装置。 請求項6 前記RFIDリーダは、前記RFIDタグの識別子を読み取り、前記対象識別部は、検出された周波数及び前記RFIDタグの識別子に少なくとも部分的に基づいて前記対象物を識別する、請求項5記載の装置。 請求項7 前記RFIDリーダは、前記RFIDタグのメモリの情報を読み取り、前記対象識別部は、検出された周波数及び前記RFIDタグのメモリの前記情報に少なくとも部分的に基づいて前記対象物を識別する、請求項5記載の装置。 請求項8 前記対象物は、無形対象物、健康管理における対象物、工業における対象物又は小売りにおける対象物の内の何れかである、請求項1記載の装置。 請求項9 当該装置は、在庫管理装置である、請求項1記載の装置。 請求項10 対象物を識別する方法であって、RFIDタグが通信する周波数を検出し、検出した前記周波数に少なくとも部分的に基づいて、前記対象物を判別するステップを有する方法。 請求項11 ある周波数範囲にわたって周波数掃引を実行し、複数のRFIDタグが通信する複数の周波数を検出し、検出した前記周波数に少なくとも部分的に基づいて、前記対象物を判別する請求項10記載の方法。 請求項12 検出した前記周波数各々で通信するRFIDタグの数を判別し、検出した前記周波数と、検出した前記周波数各々で通信するRFIDタグの数とを含むリストにより形成される周波数パターンを生成し、前記周波数パターンを既知の周波数パターンと比較し、比較に少なくとも部分的に基づいて前記対象物を識別する、請求項11記載の方法。 請求項13 前記RFIDタグが、スペクトルアジル無線RFIDタグである、請求項10記載の方法。 請求項14 前記RFIDタグの識別子を受信し、検出した前記周波数及び受信した前記識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記対象物を識別する、請求項10記載の方法。 請求項15 前記RFIDタグのメモリから情報を受信し、検出した前記周波数及び受信した前記情報に少なくとも部分的に基づいて、前記対象物を識別する、請求項10記載の方法。 請求項16 前記対象物が、健康管理の環境におけるものである、請求項10記載の方法。 請求項17 所定のコンテキストに少なくとも部分的に基づいて前記対象物を識別する、請求項10記載の方法。 請求項18 前記コンテキストは、好ましくは規制機関によって規定され、有形又は無形の対象物を識別するように規定されている、請求個17記載の方法。 請求項19 前記コンテキストは、現在のセキュリティ環境に少なくとも部分的に基づいて、又は現在の天候状況に少なくとも部分的に基づいて規定されている、請求項17記載の方法。 請求項20 前記RFIDタグは、パッシブRFIDタグ、アクティブRFIDタグ及びセミアクティブRFIDタグの内の何れかである、請求項10記載の方法。 請求項21 前記対象物の識別子を、病院情報システムに提供する、請求項10記載の方法。 請求項22 前記対象物の識別子を、放射線医学情報システムに提供する、請求項10記載の方法。 請求項23 ある手順をプロセッサに実行させる命令を有するコンピュータ読取可能な媒体であって、前記手順は、スペクトルアジル無線RFIDタグについて周波数スキャンを実行し、前記周波数スキャンにより検出された周波数に少なくとも部分的に基づいて、検出したスペクトルアジル無線RFIDタグのリストを用意し、検出した前記周波数に少なくとも部分的に基づいて、可能性のある対象物のリストを構築し、前記スペクトルアジル無線RFIDタグに指定されているコンテンツに少なくとも部分的に基づいて、識別される対象物のリストを構築するステップを有する、コンピュータ読取可能な媒体。 請求項24 複数の対象物に対応する周波数パターンを含むデータリポジトリであって、対象物は、測定された周波数パターンと、当該データリポジトリ内の周波数パターンの部分集合とを比較することで特定される、データリポジトリ。
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